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vol.13 マンション総合相談会 相談事例のご紹介

マンション総合相談会 相談事例のご紹介13
※実際の相談内容を基に再構成しています。

相談内容1
 築25年、50戸のマンションの理事長である。最近、犬や猫などを飼う居住者が増えてきた。マンションができた当初から、飼育してもよい動物は金魚や小鳥などに限ると管理規約で決めているが、高齢者の一人住まいの人など、分かっているだけでも5戸で犬、猫をペットにしている。苦情を言う人もいるため管理組合として何らかの対策をとる必要があると思うが、理事会でも意見が分かれ簡単には決まりそうもない。どうしたら良いか?

回答
 25年前は、ほとんどのマンションの管理規約や使用細則で、他の居住者の迷惑になり、汚れの原因になる事が考えられる事から、ペット禁止を決めていました。その後、ペットとして犬などを飼う人が増えるようになったため、新築マンションのなかにはペット用の足洗い場などを設け、条件付きで飼育を認めるケースも出始めました。既存のマンションでも、飼育者のペット倶楽部がルールを定め、お互いに注意する仕組みなどをつくり飼育するところもあります。
 高齢者の居住者が増えるとともにペットについての考え方が変わってきていることは事実です。しかし、管理規約で禁止していることを無視してペットを飼う状態を黙認すると、他の問題でもルール違反を助長することにつながります。マンション内で意見対立を招かないように対応する事が望ましいです。
 まず、管理規約でペット飼育が禁止されていることを明示したうえで、全居住者を対象にアンケートを行い、意見を聞いてみる事も大切です。その際、ペット飼育を一律に認めるのか、認めないのかではなく、いくつかの選択肢を示すなど、皆さんが知恵を出し合えるような工夫が必要です。

相談内容2
 マンションに住み始めて2年目だが、管理組合から居住者名簿を作成したいので、家族構成などを記入してほしいと用紙を配付された。しかし、家族の事などを知られたくないため提出をしないでいたら、再三催促された。個人情報の流出などの事件もあり、プライバシーを守りたいと思っている。居住者名簿はどうしても必要なものなのか。

回答
 マンションの居住者名簿は、災害や事故などが発生したときに迅速に対応するためにも作成する必要がありますし、居住者は作成に協力する義務があります。
 マンション購入時や入居時に、世帯主の方のお名前や連絡先を提出されているはずですから、これをもとに管理組合が居住者名簿を作成することもできます。しかし、最新の情報を掲載するために居住者の皆さんに用紙を配ったものだと思います。
 問題は、作成した名簿の保管方法や、印刷して居住者の皆さんに配付するのかどうかです。名簿を鍵のかかるロッカー等に保管し、災害時など緊急時に理事長等の限られた人だけが見ることができるようにする方法もあります。この場合、災害発生時に素早く使えるようにする工夫も必要です。また、個人情報の流出を防ぐために、表紙にナンバーを付けて配付することも考えられます。
 ただ名簿の作成に協力しないということではなく、管理組合の役員などに心配な事や管理方法などを確かめ、納得できるまで話し合う事が必要です。

【問合せ】住宅まちづくりグループ 03-3233-3223(直通)