「帰宅困難者対策地域協力会」について《防災かわら版-vol.17》
千代田区の昼間区民を対象とする防災対策については、従前から東京都震災対策条例第9条を根拠に区内事業所に対して、事業継続のために従業員・顧客に対する3日分程度の食料等を備蓄するよう指導しています。しかし、区部直下型の震災が発生した場合には、一時的な訪問客を含め57万人を超える帰宅困難者の発生が予測されることから、区として独自の対応策を検討してきました。この検討により、区として帰宅困難者支援場所を指定、整備するとともに、ターミナル駅の地区に「帰宅困難者対策地域協力会」の設置を進めてきました。
「帰宅困難者対策地域協力会」とは、千代田区災害対策基本条例に規定する「協助」の理念に基づき、地域(町会)および地域事業所で構成員する自主防災組織です。
その活動は、平時は防災訓練等を通じて地域防災力の向上に取り組み、そして大規模震災発生時には、特に帰宅困難者支援場所において、区と連携・協力して帰宅困難者
に対する避難誘導や帰宅のための情報提供、飲料水の配布などの支援を行い、支援場所運営の中核を担うことが想定されています。
地域協力会一覧表
(1)名 称
(2)設立年月
(3)ホームページのURL
(1)東京駅・有楽町駅周辺地区帰宅困難者対策地域協力会
(東京駅周辺防災隣組)
(2)平成16年1月
(3)http://udri.net/tonarigumi/indextonarigumi.htm
(1)富士見・飯田橋駅周辺地区帰宅困難者対策地域協力会
(2)平成17年12月
(3)http://www.chiikikyoryokukai.com/index.html
(1)四ッ谷駅周辺地区帰宅困難者対策地域協力会
(2)平成18年11月
(3)http://yotsuya-chiikikyoryoku.net/
(1)秋葉原駅周辺地区帰宅困難者対策地域協力会
(2)平成21年4月
(3)作成中
※詳しくは下記の千代田区防災ホームページをご覧下さい。
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kurashi/bosai/kitaku/index.html