賃貸・売却をする場合、管理組合に届ける必要はある?《分譲マンションのQ&A:Vol.5》
賃貸する場合は、区分所有者の新しい連絡先、借りる人の名前、住所等を届ける必要があります。
売却の場合には、売却すること、つまり区分所有者が変更になるということと、新たに区分所有者となる人の名前等について届ける必要があります。賃貸も売却も個人の自由ですが、マンションの管理や管理組合の運営を円滑に行うためには、区分所有者の変更や賃貸の状況を管理組合が把握しておくことが大事です。このため管理組合に組合員(区分所有者)の変更と新たに誰が組合員になるのかを届ける必要があります。
また、管理組合は居住者名簿等を作成・保管し、届出のある毎に名簿の変更を行う必要があります。
なお、管理規約における届出義務について定めがない場合は、区分所有者に周知するとともに、その旨を管理規約に明記する必要があります。
まちみらいニュースvol27(2007.6.20)掲載