ビルの補修についてその2
外壁だけではなく、受水槽・高架水槽・汚水枡(下水管よりも下にトイレがある場合)等の清掃、ビルの階段、玄関などの清掃も欠かせません。内窓、外窓の掃除、エアコンの点検・清掃、そしてエレベーターの点検といろいろありすぎて(お金がかかりすぎて)どうしようもないみたいです(うちだけでしょうか?)。
しかし、義務付けられている以上、点検しなければなりません。特にエレベーターは、安全にかかわるものですからきちっと点検をしましょう。
マンションは、建築基準法でエレベーターや換気設備などを点検し、報告することが義務づけられており、消防設備(消防法)、給水設備(水道法)、電気工作物(電気事業法)などについても点検・報告の義務があります。これら行政の取り決めに従って行なう点検を法定点検といい、法的には点検が義務づけられていなくても、設備が順調に作動するように、設備業者などに委託して行なうのが定期保守点検です。
私の家の場合(皆さんも同じだと思いますが)、ほとんどをビル管理会社に任せているみたいです。1社に全てを任せた方が値段も安くしてくれますし、一生懸命に仕事をしてくれるようです。
ビル管理会社もたくさんありますから、何件かで見積もりを取り値段を比べてみる必要があります。(少なくとも家はそうしました。)消火器やら脱出器具(非常階段のない、小規模ビルの場合)やらいろいろありますから、全部点検してもらったら結構な手間と費用がかかりますので、なるべく安く上げるべきだと思います。
小規模のビルならば、スプリンクラーは必要ないようですが、大規模のビルになるとスプリンクラー(消防設備)の設置も義務付けられているようです。