千代田・神田デジタルアーカイブズの構築
(一般社団法人 協働プラットフォーム)
一般部門貴重な画像や資料を陳列して見せるためだけの「ミュージアム」ではなく、その地域に居住している方々の「思い出」「経験」「意見」「地域愛」などをインタビューや取材で映像・音声化した「オーラル・ヒストリー」を組み入れることで地域住民の参加を促すと共に、神田を離れて他 自治体で生活している方々や神田界隈で仕事をされていた方々、秋葉原電気街、神田古本屋街、 神田楽器街、神田祭等の歴史に関わってきた方や興味がある方々など、まちづくりやコミュニティづくりにおいて新しいステークホルダーの参画が期待できる。
一般社団法人協働プラットフォームが東日本大震災で気仙沼市や大船渡市等と開発し、現在は茨城県庁災害アーカイブに採用されているデジタル・アーカイブシステムのオープンソース(無 償プログラム)に神田・市中山居の会が収集した画像や資料を登録・整理するとともに、地域の 方々に参加いただいたオーラル・ヒストリーを動画や音声で記録して同時に収録し「千代田・神 田デジタルアーカイブズ」を構築する。また、それらを使った講演会や、電気街や古本屋街や楽 器街などと共同した利活用イベント等を開催する。
なお、システムに関するリファレンスや利活用手法などの提供は協働プラットフォームのプロボノで行うが、サーバーのホスティング費用とセキュリティに関する保守費用がかかってしまうため当面補助で賄い、コンテンツが整い様々な形で利活用出来るようになった際に、広告の募集 や運営会員(個人・法人)の組織等を行って、当社団法人と地域で協力して運営していけるようにしたい。