千代田まちづくりサポート

応募について

「神田珈琲園」再生プロジェクトチーム

JR神田駅高架下で創業60年、地域に愛され続ける『神田珈琲園』の再生

普請部門

地域のまちづくりに貢献する点

『時間と場所の提供』
○ 集まりやすい場所(駅から至近、立地・交通アクセスの良さ)
○ 営業中は必ずスタッフがいる安心感
○ 平日の夜や土・日曜、祝日も営業
○ スペースの使い分けが可能(1階と2階など)
○ 入りやすく、居心地の良いお店の雰囲気
○ 一般のお客さんとの交流、新たなつながりや展開への期待
○ 地域の情報の発信基地(HUB的な役割)

活動内容

○展示ギャラリー(主に店内の壁面を活用)
・2週間を1タームとして、年間24グループを毎年7~8月頃に公募、9月に決定する。
(基本的に、作品を製作する準備期間を設けるため、1年分の展示内容を予め決定している。)
展示使用料として25,000円を支払ってもらうが、コーヒー券50枚(1杯500円相当)を渡し、展示を観に来ていただくPRツールとして活用してもらっている。見学のみでも入場無料。
・神田祭や地域行事などのシーズンは、特別展示なども検討する。
○クッキーの日
・三鷹市の障がい者支援センター等で製作されているクッキーを購入し、月1回無料で提供。
・今後、千代田区の福祉関連施設等で製作・販売されているものも導入するなど、千代田区の中での支援を拡げていきたい。
○地域の交流・活動スペースとしての利用
・これまでの利用例:英会話サークル、読書会、近所のピアノ教室の懇親会、街コン、山の会など
※神田駅周辺で、平日の夜や日曜日に気軽に利用できる場所は貴重。
以前、日曜日を休店にしたら、地域の方々から開店を切望された。以来、日曜も開店し、地域の方たちもよく利用してくださっている。
・町会や地域の活動スペースとして利用。
※神田祭の神輿巡行の際、給与(コーヒー約800杯提供)、休憩所・トイレも提供。
【新たに企画・検討中のプログラム】
○認知症及びサポートに関する勉強会・相談会
・オーナー自身の経験や、地域に高齢の方も多いことから、認知症やそのサポートに関する勉強会を定期的に開催するとともに、例えば、「○曜日の○時~○時は2階に専門家がいる相談コーナーを設けるなど、検討していきたい。
・認知症以外にも、地域の方や利用者の関心が高いテーマを取り上げて企画・実施していく。
○「(仮称)神田珈琲園でつながる会」カードを活用した見守り、地域の居場所として来店・利用しやすいしくみづくり
・カードを発行し、来店時に提示してもらうことで、日常的あるいは定期的な見守りを行えるしくみを構築する。また、希望者の方には緊急時の連絡先を登録してもらい、一定期間来店がない時には、家族や親族、知人等に知らせるなど活用方法も検討する。
・利用や活動への参加回数などをポイント制にして、ポイントが貯まると、スペースを使用したいときに割引になる、勉強会に無料で参加できる・・・など、「神田珈琲園」を利用しやすくするしくみを検討する。ポイントの貯め方や使い方によって、利用する人たち同士がつながりをつくれるような工夫も検討したい。
○まちの情報発信
・1階エントランスの壁面などに「まち情報ディスプレイ」を設け、千代田区や地域の情報などを発信する場として活用してもらう。
○そのほか、創業61年の「神田珈琲園」が見続けてきた神田駅周辺の変遷などを学ぶ勉強会、コーヒー豆や焙煎に関する勉強会など