傘とラジオと秋葉原~次世代育成とコンテンツ醸成~
地域のまちづくりに貢献する点
秋葉原地区は今も昔も"とがった情報”を発信出来る拠点です。ワークショップ活動を通じ、実際にものをつくることで、秋葉原から子供たちが思うの『なぜ?』という疑問を発信することで、より子供たちが集う生き生きとした秋葉原に貢献出来ると考えます。
活動内容
ものづくりのふるさとである秋葉原から「考える力」を身につけて欲しいという思いで、この活動を実施します。 戦後も70余年が経過しました。秋葉原のまちも時代の流れに伴い、多様化を続けています。近年はインバウンドがアウトバウンドの数を超え、多国籍なまちでもあり。注目度は増す一途をたどっています。
かつての秋葉原は部品街・電気街として一時代を築きました。今もなおその名残を忍んでまちを訪れる方もいらっしゃいます。しかし彼らから出る言葉は「秋葉原は随分と変わったね」「みんなせわしない感じだね」といったものです。
まちの多様化はまちの発展を遂げる上でとても重要な要素ですが、一方で良き伝統などの存在が少しずつ薄まっていくことでもあります。ただ、なくなっていないのです。それは昔のものがしっかり下支えをした上で今の文化が成り立っているからです。
多様化する秋葉原を支えているものは何でしょう。息づく「土壌」は何か。それはきっと世代を超え全ての人をを支えているものではないかと・・・。「土壌」とは秋葉原がもつ受け入れる「力」(ポテンシャル)そのものだと考えました。それがここまでの多様性を生み出すこととなったと思うのです。まちが成長・発展する過程で、人々はそこに「種」をまき、「水」を与えました。すると発芽が起こります。加えてさらに「光」が差し込むことで成長を続ければ、それは秋葉原を形成するひとるのコンテンツとなっていくのです。
そこで、身近にある日用品を利用して、ゲルマニウムラジオを作ります。電波の基本性質を学習するとともにそこから発生する疑問を考えさせる力を身につけます。