「山東菜市(さんとうさい いち) やっちゃば秋葉原 ~学べるマルシェ~」
地域のまちづくりに貢献する点
・弊組合が持つ企業や個人・モノのネットワークや、青果や食に関する知識を、秋葉原の風土や歴史に重ねて普及するイベントを通して、徐々に多くの地域や地域の子供たちの参画を増やすことで、出身地や世代を超えたコミュニティの創出のきっかけとなる地域の交流の場として醸成させ、地域の活性化や安全安心につなげることでまちづくりに貢献します。
・毎年12月はじめに継続的に開催することで、秋葉原の新たな魅力を伝える年末の風物詩として全国的にも知られるイベントとすることで地域の活性化に貢献します。
・秋葉原公園の新たな用途創出によるイメージアップにより、駅周辺の安全性や風紀の向上、美
化などに貢献します。
活動内容
青果市場との深い関わりを持つ秋葉原の風土と歴史を、失われつつある「山東菜(さんとうさい)」の生産と食文化の紹介を通して、現代の秋葉原に暮らし訪れる人々に伝えるという試みです。具体的には、12月の初旬の約10日間だけ流通する、埼玉県岩槻市や越谷市の名産である「山東菜」の公開による模擬競売などを中心としたイベントを秋葉原公園にて単日で行います。
神田多町に遡る青果市場や、神田川や掘割を活かした盛んな水運、秋葉原貨物駅といった歴史を、かつて取引された「山東菜」をモチーフとした企画や、「語り部」や「こども研究発表」などの取組により紹介すると同時に、「農林生産物の生産振興」「食文化の継承」「ライフステージに合わせた食育」「野菜摂取量増大」等を目的とした青果の展示や試食提供、郷土食の紹介を行い、将来的には子供向けに市場や八百屋の職業体験や親子料理教室、八百屋による食育教室なども展開して行きたいと考えております。「地域の歴史や文化の伝承」から始まる「秋葉原地域での交流の創出」や、「青果の消費拡大」と「食育」による「健康の増進」などの一助となることを目指しています。