メイドイン千代田の紅茶づくりプロジェクト
地域のまちづくりに貢献する点
・アクティビティ(茶摘み体験)を兼ねた健康増進や地域コミュニティの活性化。
・子どもの茶摘み体験など教育上の効果。
・千代田区の桜を加工使用した「千代田区ブランドの紅茶」など特産品の商品化による外国人観光客へのアピールとブランディング。
など、様々なメリットが考えられます。
活動内容
千代田区で茶の木を育て、茶葉を収穫し、紅茶を生産することを目指しています。普段はペットボトルなどから手軽に飲んでいるお茶ですが、実際に飲めるようになるまでを「目で見て」「手を動かして」体験することで、都市農業や屋上緑化などに関心を持ってもらうとともに、茶ノ木の手入れや茶摘み体験を通じて地域の方々との交流の場が生まれることを目指しています。
2022年度 活動内容
屋上緑化や遊休スペースの利用などを取り入れた、茶ノ木栽培、茶摘みを行える環境の実現を目指し、三井住友海上駿河台ビルの敷地内と「番町の森」に茶ノ木の苗を各5株定植しました。
千代田区に茶ノ木を設置し、苗木の生育を確認していくことで「メイドイン千代田の茶」に拍車がかかったように思います。インドやスリランカなど遠い国から運ばれてくるイメージの紅茶ですが、都心でも栽培する事ができるのかと、新鮮な興味を持ってもらうことが出来たと思っています。
2023年度 活動内容
茶の木を栽培するため、令和5年4月に四番町の「番町の森」、11月に「興産信用金庫市ヶ谷支店」店頭に、茶の木のプランターを設置しました。さらに令和6年3月には、九段下「かがやきプラザ」5階テラスに直植えの茶畑を整備しました。これらの各所では日常的な水遣りのほか、仕立て(枝の剪定)や施肥などの手入れを継続して行っております。
また“tea plant club”主催のイベントとして、令和5年10月に「緑茶紅茶作り体験会」、令和6年2月に「産地別紅茶飲み比べ」のイベントを、それぞれ外部から講師をお迎えして開催し、参加者の方々にもご好評いただきました。