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マンション管理 最近の動向
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マンションコミュニティをテーマにシンポジウム 管理関係の4団体が共同開催《マンション管理 最近の動向vol.38》

マンション管理士 飯田太郎 氏

マンションコミュニティをテーマにシンポジウム
管理関係の4団体が共同開催

 10月19日(2013年)、マンションコミュニティシンポジウムが、日本マンション学会主催、全国マンション管理組合連合会、マンション管理業協会、日本マンション管理士会連合会の各団体の共催で開催されました。
 現行のマンションの標準管理規約にある「マンションのコミュニティ条項」を削除すべきではないかという議論があることに危機感を抱いた4団体が、日頃の立場や意見の違いを超えて、コミュニティの必要性と重要性を訴えるために企画したものです。
 会場の明海大学(浦安市)には、各団体のメンバーだけでなく多くのマンション関係者が集まり、具体的な取り組み事例が紹介された後、マンションのコミュニティ活動を円滑、適正に進めるためには何が必要か、どのような法制度の整備が必要か、政策はいかにあるべきかなどを熱心に話合いました。

三菱地所がリノベーションマンション事業
中古マンションの有効活用を進める

 三菱地所レジデンスが、リノベーションマンション分譲事業を始めることになりました。一戸または一棟単位で中古マンションを買い取り、リノベーションをした後に分譲するもので、年間100戸程度からスタートし、500~600戸程度をめざします。分譲価格は新築に比べて2~3割安くなるといいます。
 リノベーションマンションの分譲事業でも、同社の新築分譲マンション事業のノウハウを生かし、顧客のニーズにあった間取りなどの商品プランと、住宅設備機器の調達コストを抑えることで、 「ザ・パークハウス」に準じた最新設備・仕様の導入が可能になるといいます。また、同社が売主となることで、設備仕様の2年間の瑕疵担保とアフターサービスも付けることにしてります。リノベーションマンション分譲は、これまで中小業者が中心でしたが、三菱地所の参入により、他の大手も事業化するとみられ、これからさらに発展すると思われます。

*リノベーション:経年により実情にそぐわなくなった建物を、大規模な工事を行って機能や性能を向上させること
  

マンションサポートちよだmini第38号(2013.10月発行)掲載
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千代田区マンション理事長連絡会
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