東京駅丸の内南口前に“愛”とギリシャ語で“ἡ ἀγάπη(ヘー・アガペー)”とのみ書かれていて、それ以外の説明のない像があります。この像は1955年に建立されたもので、内海愛子著“スガモプリズン”(岩波新書)によれば、横江嘉純の制作によるもので、巣鴨プリズンで刑死した戦犯の遺稿集である巣鴨遺書編纂会編“世紀の遺書”(1953年)の収益金の一部でたてたものだそうです。説明がないことが、いろいろな思いや苦悩を感じさせます。
東京駅丸の内南口前に“愛”とギリシャ語で“ἡ ἀγάπη(ヘー・アガペー)”とのみ書かれていて、それ以外の説明のない像があります。この像は1955年に建立されたもので、内海愛子著“スガモプリズン”(岩波新書)によれば、横江嘉純の制作によるもので、巣鴨プリズンで刑死した戦犯の遺稿集である巣鴨遺書編纂会編“世紀の遺書”(1953年)の収益金の一部でたてたものだそうです。説明がないことが、いろいろな思いや苦悩を感じさせます。