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平成24年度 第5回千代田ビジネス大賞 表彰式開催報告

平成24年度 第5回千代田ビジネス大賞 表彰式開催報告

平成25年2月20日(水)、ちよだプラットフォームスクウェアにて、第5回千代田ビジネス大賞の表彰式が開催されました。
26社の企業から応募があり、厳正な審査により、大賞1社、千代田区長賞1社、東京商工会議所千代田支部会長賞1社、優秀賞1社、特別賞2社が表彰され、賞状と記念品が贈られました。

biz5th

受賞企業は下記のとおりです。

<大 賞>(1社) 
ハネクトーン早川株式会社(優秀老舗部門)

<千代田区長賞>(1社)
株式会社弘周舎(文化伝統部門)

<東京商工会議所千代田支部会長賞>(1社)
株式会社巴商会(優秀老舗部門)

<優秀賞>(1社)
株式会社 フィル・カンパニー(ニュービジネス部門)

<特別賞>(2社)
株式会社 エヌ・ウェーブ(経営革新部門) / 株式会社 スタディスト(ニュービジネス部門)


受賞企業の評価ポイント

【大 賞】 

ハネクトーン早川株式会社(優秀老舗部門)
HP(http://www.hanectone.co.jp/

●受賞企業紹介
「創業83年 レディースユニフォーム・スクールネクタイ専門メーカー」
ハネクトーン早川株式会社 代表取締役社長 早川智久biz5th_hanectone

  • 1. 創業
    早川又吉(現社長の祖父)はスクールネクタイの専門メーカーとして創業し、いち早く、自家工場を立上げ、規格・品質の統一的なものづくりを推進しました。絹100%のセーラー服用の三角ネクタイ(スカーフ)が主力商品でした。営業面では、岩本町の店舗と、地方に向けた通信販売を行い、現在の基盤を、創業から10年足らずで築きました。

  • 2. 第2の創業: レディースユニフォーム
    現会長早川明男が、もうひとつの事業の柱としてレディースユニフォームを手がけることとなります。初めはブラウス、その後スモックからベスト・スカートへアイテムが移行します。高度経済成長期に入り、ユニフォーム事業は一気に拡大し、日本ユニフォームセンターへの入会・東レの提携先アメリカ、アンジェリカ社とのサブライセンス、DCブランドとの契約と時代の先取りをして事業展開していきました。

  • 3. 女学生ネクタイからスクールネクタイへ
    素材が絹からナイロン・ポリエステルへ変更による単価の下落・需要減退という荒波にもまれましたが、セーラー服だけでなく、男女ブレザータイプの制服にも提案できるよう、リボン・ネクタイをスクール用に改良し、スクールネクタイ分野も拡大しました。現在も国内トップシェアを堅持しております。

  • 4. たゆまぬ新しいものへの挑戦
    時代や環境に合わせて変貌を遂げてきましたが、やはりバブル崩壊後のユニフォームの低迷は大変厳しい状況でした。財務体質の分析を進め、中期経営計画・事業運営基本指針を毎年、社員に説明し、会社の進むべき道を示しました。二本立ての事業において、国内縫製・雇用を守るために、工場稼働の季節変動幅をさらに小さくするために長年のデータをもとに、計画生産の実施をして、工場の採算性を高めました。さらに、決算期を7月から4月に変更し、販売組織体制の強化も行い、新ブランドWinpinxの立上げや、JUNのコラボレーションと新しい取組みも実を結びつつあります。今後も、堅実な経営を意識しつつ、新しいものへの挑戦を続けていきます。

 企業紹介記事掲載まちみらいニュース(https://www.mm-chiyoda.or.jp/wp-content/uploads/2015/10/news_no97.pdf) 

評価ポイント:

  • 1. 創業83年の老舗企業として蓄積してきた基盤を生かしつつ、順調な事業承継で誕生した若き三代目社長のもと、市場に対応し変化する事業方針で業績回復に成功したこと。
  • 2. 中期事業経営計数値目標を設定し、具体的な数値目標を掲げ3期毎に見直し、期毎に「事業運営基本指針」を策定するなど統治された堅実な企業経営を行っていること。
  • 3. 市場や事業ドメインの状況を的確に把握し、機能面の差別化などの製品戦略と共に、自社工場を持つ強みを生かす戦略をとることで雇用の維持にも貢献していること。
  • 4. 事業毎に統轄を置き「事業運営基本指針」を協議決定する運営、市場ニーズを把握できる営業体制、社内への情報公開などの組織改革により、的確な組織運営を行っていること。

【千代田区長賞】

株式会社弘周舎(文化伝統部門)
HP(https://koshusha.co.jp/

●受賞企業紹介
「筆耕・印刷 ~ひと文字ひと文字に真心を込めて~」
株式会社弘周舎 代表取締役 串山弘子biz5th_koushusya

  弘周舎の仕事始めはお正月の元旦、寺院でのお札書きから始まります。今年も良き年にと祈る当事者になったかのように厳粛な空気の中でお札を書きます。

 弊社は筆耕の会社として1984年に創業し、以来お客様のご要望に対し「お客様本位のキメ細かいサービス」を信条に24時間、365日、1日も休むことなく徹底したサービスを内外スタッフが一体となり、弔辞などの急な仕事も平日・休日関係なく迅速に対応しております。

 賞状・証書、式次第、目録、のし袋、リボン、封筒・はがきの宛名書き、命名書から看板、料理店のメニューなど筆耕についてあらゆるものを承ります。

 また、「伝統的職業」として、これまでに天皇陛下即位20周年記念商品への御名前書きをはじめとし、冠婚葬祭・記念式典・表彰式など人生の節目に必要とされています。

 仕事は大小、法人・個人様を問わず、北海道から沖縄まで幅広いお客様から受注しております。パソコンの文字に見慣れつつある現在、毛筆書きの美と温もりが改めて大切にされていることを実感しております。
 これからも毛筆文字の美を追究しながら贈る人から贈られる人へと心をつなぐ役割を果たし、より多くの人々に喜ばれる会社であり続けてまいります。毛筆で書かれた手書きの文字は贈る人の想いを表し、きっと贈られた人の心に感銘をもたらすでしょう。

 ひと文字ひと文字に真心を込めて筆耕の弘周舎がお手伝いいたします。

企業紹介記事掲載まちみらいニュース(https://www.mm-chiyoda.or.jp/wp-content/uploads/2015/10/news_no98.pdf) 

評価ポイント:

  • 1. 1984年創業以来「お客様本位のキメ細かいサービス」を心掛けており、1日24時間、1年365日の間1日も休むことなくお客様の要望に対応することを第一に営業を続け、10名の従業員、100名を超える外部スタッフが一体となって「お客様本位」でやってきたこと。
  • 2. 「伝統的職業」と思われている筆耕・印刷にあって、常に新しいことにチャレンジし、最近では「梵字」をインテリアで楽しむなど美術館での展示会やテレビショッピングでの販売も行っていること。
  • 3. 筆耕の仕事は、これまでに天皇陛下即位20周年記念商品への御名前書きを始めとし、冠婚葬祭・記念式典・表彰式などの人生の節目の時に必要とされており、万一にもミスがあってはいけないという責任感と緊張感を忘れずに業務を進めてきたこと。

【東京商工会議所千代田支部会長賞】

株式会社巴商会(優秀老舗部門)
HP(http://www.tomoeshokai.com/

●受賞企業紹介
「熱をとおして快適環境の創造を目指します」
株式会社巴商会 代表取締役社長 海野和雄biz5th_tomoeshokai

 株式会社巴商会は、明治43年に創業し、日本で初めてお風呂の循環釜をお客様に提供して以来100余年、ボイラ・温水機・遠赤ヒーター等多岐にわたり快適な熱機器関連製品をお届けしています。販売後のメンテナンスは他社にまかせることなく各種給湯機・暖房ボイラ、空調機器等の省エネシステムの設計はもちろん、工事設計、施工から保守まで製品を熟知した自社スタッフが一貫してサービスを提供しています。その結果、顧客ニーズ・時代のニーズを掴み、時代にマッチした新たな製品開発を可能にしています。

 近年では燃料が時代とともに変化するなか、「省エネ」「省資源」「環境対応」を3大キーワードとして、時代のニーズを先取りするボイラ・給湯機を開発し、木質バイオマス燃料で運転するバイオマスボイラや、医療性廃棄物処理機の開発、災害時に電気と熱を同時に供給できる自立型発電機付温水機などお客様とともに快適環境創りを実現しています。

 また、社会貢献活動として、創業100周年時に千葉県九十九里浜の荒れた防風林への植林、草刈り等ボランティア活動を実施。3.11では風呂・洗濯機・乾燥機を被災地に寄付しました。

 これからも当社の企業理念である「快適環境創造企業」として、100年培ってきた燃焼技術を基に、安全で機能的かつ環境に優しい製品とサービスを提供するため、日々商品開発と技術開発に取り組んでいます。

企業紹介記事掲載まちみらいニュース(https://www.mm-chiyoda.or.jp/wp-content/uploads/2015/10/news_no98.pdf

評価ポイント:

  • 1. 燃料が時代と共に変化するなか、時代のニーズを先取りするボイラ・給湯器を開発、老舗企業として時代に合わせた経営革新が継続的に行われていること。
  • 2. 「省エネ」「環境対応」「省資源」を3大キーワードとし商品を開発。低炭素社会を目指し、バイオマスボイラに早い段階から取り組み、国内業界トップの納入実績を持つこと。
  • 3. 販売後のメンテナンスを他社に任せることなく製品を熟知した自社スタッフが行う事で、組織的に長期的に顧客を囲い込みその結果顧客ニーズ・時代のニーズをつかむ仕組みができていること。
  • 4. 創業100周年時に九十九里浜の荒れた防風林への植林、草刈り等ボランティア活動を実施。3.11では風呂・洗濯機・乾燥機・プレハブハウスを大津町に寄付するなど社会貢献活動を積極的に行っていること。

【優秀賞】

株式会社 フィル・カンパニー(ニュービジネス部門)
HP(http://philcompany.jp/

●受賞企業紹介
「駐車場の『空中』から始まる無限の可能性」
株式会社フィル・カンパニー 代表取締役 高橋伸彰 社長

 株式会社フィル・カンパニーは、都市部を中心に多数存在する駐車場の上部の未利用空間を活用する空中店舗「フィル・パーク」の企画・開発・運営・管理を行っております。

 これまで未利用であった駐車場の上部空間を活用する空中店舗「フィル・パーク」というビジネスモデルを開発し、30箇所展開しております。新しい発想のビジネスモデルであることに加え、駐車場という、無人で暗く危険であるというイメージの場所を、明るく安全で人が集まる空間を創出し、地域活性化を実現している点が評価され、優秀賞を受賞しました。

 「フィル・パーク」事業は、土地オーナーの方々には新たな収益機会を提案し、テナントの方々には新たな出店スペースを提供いたします。そして、地域の人々には人が集まる明るい空間を創出する地域活性化を実現できる三方良しの新しいビジネスモデルとなります。

 これまでの実績としては、カフェやレストラン、美容系サロン、アパレル、保育施設、介護予防施設、シェアハウス、オフィスなど、その地域に必要とされるテナントに利用していただいております。また、6月には、フィル・パーク事業初の関西進出となる「フィル・パーク京都河原町」がオープンします。

 今後も、社名の由来で企業理念でもある「フィル=共存共栄」の精神で、「駐車場」と「人」と「植物」が共生できる事業として、2015年までに全国主要都市を中心に100箇所展開していく予定です。

企業紹介記事掲載まちみらいニュース(https://www.mm-chiyoda.or.jp/wp-content/uploads/2015/10/news_no99.pdf

評価ポイント:

  • 1. 駐車場の上部空間という、今まで活用されていなかったスペースに着目して「フィル・パーク」として新たなサービスを開発。既存の駐車場に付加価値を付けるサービスとなっており、新規性・革新性が高く評価できること。
  • 2. 駐車場という、無人で暗く、危険であるというイメージの場所を「フィル・パーク」により、明るく安全で、人が集まる場所へと変化させ、地域の活性化に貢献していること。
  • 3. 「フィル・パーク」のコンセプト自体が今まで誰も手をつけていなかった、全く新しいサービスであり、ニュービジネスと呼ぶに相応しく、これをビジネスとして軌道に乗せることができたこと。
  • 4. 「フィル・パーク」を2015年までに100箇所設置するという目標を設定し、それに向けた事業計画を策定し実践していること。

【特別賞】

株式会社 エヌ・ウェーブ(経営革新部門)
HP(http://www.wave-net.co.jp/

●受賞企業紹介
「千代田区からアジアの新興国へ進出」
株式会社エヌ・ウェーブ 代表取締役 矢萩 章 社長biz5th_Nwave

 文化や商習慣の異なるバングラデシュで様々な困難に直面しながらも諦めること無く乗り越え、首都ダッカの公共交通機関にICチケットシステムの導入を実現し事業化するとともに、バングラデシュ国内のインフラサービスを飛躍的に向上させた点が評価され特別賞(経営革新部門)を受賞しました。

 株式会社エヌ・ウェーブでは、バングラデシュのITエンジニアを採用したことをきっかけに成長著しいバングラデシュの潜在力の高さを伺い知りました。このことによって新たなビジネスチャンスの場として着目し、2009年より同国の国営バス会社に対して、SONY 製のIC カード(FeliCa)を利用したIC チケットシステムの導入が決定しました。これに伴い現地法人を設立し現在では約200名のスタッフを雇用しサービスを提供しております。

 当社のような従業員10名程度の中小企業が独自に海外進出を果たし、途上国から新興国へと経済成長しているバングラデシュの国営企業を取引先として事業展開をしたことはBOP(Base of Pyramid)ビジネス事例としてテレビ番組や書籍等でも紹介され、様々な企業からも注目されています。

 今後は、ICチケットに留まることなく、電子マネー等の機能を拡充させることで、より一層ユーザーの利便性を高めてゆけるようサービスの向上を目指しつつ、バングラデシュをモデルに同様の環境下にあるアジアやアフリカ等の新興国を対象にサービスの提供をしてゆくことを目標としています。

企業紹介記事掲載まちみらいニュース(https://www.mm-chiyoda.or.jp/wp-content/uploads/2015/10/news_no99.pdf

評価ポイント:

  • 1. バングラディシュで、文化の違いや商習慣の違いなどから様々な困難に直面しながらも、諦めることなく努力によってそれらを乗り越え、ICTチケットシステムの導入を実現し事業として軌道に乗せたこと。
  • 2. バングラディシュの公共交通機関にICTチケットシステムの導入を行うことで、バングラディシュ国内のインフラのサービス性を飛躍的に向上させたこと。
  • 3. 停滞する国内市場に見切りをつけて、綿密な市場調査を行ったうえで実際に海外進出し、切り開かれていない海外の市場でビジネスを展開していく足掛かりを作ったこと。

【特別賞】

株式会社 スタディスト(ニュービジネス部門)
HP(http://www.studist.jp/

●受賞企業紹介
「~知る、考える、創りだす喜びにあふれた知的活力みなぎる社会をつくる~」
株式会社スタディスト 代表取締役 鈴木悟史 社長biz5th_studist

  株式会社スタディストは、業務改善や業務効率化を専門とするコンサルタントを中心に、2010年に創業しました。業務改善コンサルティングを手がけてきた中、各社共通の悩みが「仕事のやり方の引き継ぎが十分できず、特定の人が業務知識を抱えてしまっている」ということに着目しました。
 従来からも、「手順」を伝える手段には、手順書・動画・メール・口頭等がありましたが、準備に手間がかかる反面、きちんと伝わらないことも多く、更新されないことも少なくありません。特に中小企業では、そういった手順の引き継ぎにあてられる予算も人員も十分ではないため、結果的に従来注力すべき業務に十分な時間を割けていないことがほとんどです。
 その課題解決のため「Teachme」という、誰でもカンタンにPCやスマートフォンを用いて手順をまとめ、共有することができるシステムを開発しました。
 普段の業務をしながら(追加的な負荷をかけずに)写真と文章でカンタンに手順をまとめることができ、これまで世の中でサポートされてこなかった「小規模組織内での手順共有=引き継ぎ」を解決できるサービスです。
 これからも、株式会社スタディストは、「Teachme」を中心に「知る、考える、創りだす喜びにあふれた知的活力みなぎる社会をつくる」という経営理念の実現に向けて邁進してまいります。

企業紹介記事掲載まちみらいニュース(https://www.mm-chiyoda.or.jp/wp-content/uploads/2015/10/news_no100.pdf

評価ポイント:

  • 1. 料理、手工芸等の手順を写真を撮ってテキストに入力し、誰でも簡単に表現し伝えるための革新的なアプリTeachmeを開発したこと。
  • 2. Teachmeやその前身である画像編集加工ソフトMarkeeなど、中小企業へのコンサルティング現場において生み出されたものであり、中小企業の業務改善に大きく寄与するものであること。
  • 3. これらの商品は極めて安価での提供を考えており、「知る・考える・創り出す喜びにあふれた、知的活力みなぎる社会をつくる」という経営理念に合致していること。

 

【問合せ】産業まちづくりグループ 03-3233-7558(直通)メール:biznet@mm-chiyoda.or.jp